公平な評価は部下のヤル気を引き出す玉手箱です。しかし、公平な評価は非常に難しいことです。

まず注視すべきは、部下が業務に取り組んだ際のプロセスです。結果よりもプロセスに
比重をおいて評価することで、業務へ取り組むやる気や姿勢をできます。

また、主観による評価を防ぐため、部下の業務姿勢やプロセスの実績を定期的にチェックし、
記録に留めておくことも大切です。

さらに、評価結果を本人に直接伝えることも必要です。
善意を持って「良かった点」「悪かった点」を明確に伝えます。
どちらかといえば欠点を直接伝えるのではなく、今後努力するような言い回しを心がけることで、
部下の成長につながるでしょう。

このように、第一線監督者の業務には、部下の評価だけでなくさまざまな事柄において
規律・公平性が求められます。第一線監督者に求められる規律ある職場づくりと
部下の育成については、「第一線監督者マネジメントガイド」に体系立ててまとめられています。

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