東京電力の調達業務とは? CPF合格者インタビュー②vol.1
CPFホルダーの
東京電力ホールディングス株式会社
経営企画ユニット グループ事業管理室 調達管理グループ 能力開発担当課長
谷口 正洋 様
に事務局の勝田がインタビューをしました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
東京電力の調達業務とは?
勝田
本日はCPFを取得されました東京電力ホールディングスの谷口さんにインタビューさせていただきます。
どうぞよろしくお願いします。
谷口
よろしくお願いします。
勝田
まずは順番に質問させていただきますが、現在携わっているお仕事から教えてください。
谷口
私は現在、東京電力ホールディングスで傘下にあるカンパニーを含めて250人ぐらいいる調達部門の社員の人材育成と研修を担当しています。
東京電力グループには、ホールディングスのほかに、火力発電をするフュエル&パワー、送電や変電、配電を受け持つパワーグリッド、市販品を調達するビジネスソリューション、福島第一原子力発電所の廃炉を担当するカンパニーなどがあります。
それぞれのカンパニーの本社に調達センターが存在しているのです。
このグループの調達業務は主に火力や原子力の発電設備、送配電や変電の設備、お客さんに電気を届ける設備、メンテナンスの工事契約、設計の委託などです。
その中身はプラントから変圧器、電柱まで非常に幅広くなっています。
建物の建設工事や設備の基礎になる土木工事を発注するのも調達の仕事です。
こういう人たち向けの研修を企画し、実施するのが私の仕事になります。
勝田
目に見えるものから見えないものまで非常に調達範囲が広いですね。
谷口
そうですね。
小さいものだと手のひらに乗る程度から大きいものならプラントまで本当にかなり幅が広くなっています。
つづく 1/14