CPFを取得して変わったこととは? CPF合格者インタビュー②vol.11
CPFホルダーの
東京電力ホールディングス株式会社
経営企画ユニット グループ事業管理室 調達管理グループ 能力開発担当課長
谷口 正洋 様
に事務局の勝田がインタビューをしました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)
CPFを取得して変わったこととは?
勝田
試験を受けて合格された感想をうかがいたいのですが、伝えたいことはありますか。
谷口
人材育成や研修に興味があるなら、このセミナーを受けると、目から鱗が落ちる気がすると思います。
QCDSEがかなり広範囲になりますから、絞り切れないと感じた人はセミナーを受けるべきでしょう。
セミナーは1日で、かなり時間的にタイトです。
すごい勢いで進んでいきます。
だから、受講後にちょっと心配になるかもしれませんが、ちゃんとセミナーで出た内容をやれば受かると確信して勉強を進めてほしいと思います。
学んだ内容は実際に工場へ行った際、話す内容ですから、もしも勉強中に工場へ出向く機会があれば、学んだことをインプット、アウトプットする好機になります。
工場で使えば、相手との話が弾みますし、自分の理解も深まります。
反復して学習すれば必ず覚えることができます。
勝田
それでは合格したときの感想をお願いします。
谷口
自分にとって専門外の内容ですから、覚えなければいけないことが多く、途中で何度かくじけそうになりました。
仕事が忙しくなり、復習ノートに触れられないことも一時期ありました。
自分なりに苦労をしましたので、合格したときは本当にうれしかったです。
そのときにこれで工場に出かけた際に自信をもって話ができると思いました。
工場からすると、発注先の人間が来て「ああしろ、こうしろ」と指示するわけです。
腹の中では「お前何にも分かっていないくせに偉そうに」と考えているはずです。
CPFを勉強していれば、私は工場のことをちゃんと勉強しているから、工場側が悩んだら相談に乗れることを伝えられます。
そんなことが合格した瞬間に頭に浮かび、ほっとしました。
勝田
自信を持ってサプライヤーと話し、活動ができるようになったわけですね。
谷口
はい、工場で共同改善をするにしても、それまでは聞きかじりの知識で対応せざるを得ませんでした。
工場で一般的でなおかつ普遍的な知識を身に着けることができ、自信につながっています。
つづく 11/14