工場現場を理解するためのキーワードとは? CPF合格者インタビュー②vol.5

CPFホルダーの

東京電力ホールディングス株式会社
経営企画ユニット グループ事業管理室 調達管理グループ 能力開発担当課長
谷口 正洋 様

に事務局の勝田がインタビューをしました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

工場現場を理解するためのキーワードとは?

IMG_0141勝田
先ほどネットで情報をお探しになったというお話がありました。

第一線監督者という言葉はそれほどなじみがなかったと思いますが、どういうキーワードでこの資格までたどり着いたのでしょうか。

谷口
私が行く場所が工場でしたから、キーワードは工場の管理、工場長の知識、生産現場などです。
ほかに生産、工程、工場、工場長とかいう言葉を交えて検索したところ、たどり着くことができました。

確かに、第一線監督者という言葉は全然知らなくて、その言葉で検索することはありませんでした。
工場周りの知識というキーワードを工夫して検索した結果、CPFを見つけたのです。
生産現場とかいう言葉は検索に入れたと思います。

英語のフォアマンという言葉は結構、しっくりきますが、第一線監督者はキーワードとして想定するのが難しいでしょう。
資格のタイトルとして考えたとき、第一線監督者はどうしてもピンときません。
プロダクションフォアマンならまだましかもしれませんが、資格のタイトルは考えた方が良さそうです。
第一線はフォアマンの直訳でしょう。
工場経営者や現場経営者などもっとうまい言葉が必要になると思います。

勝田
いろいろとネットで調べていただいたあとでテキストを購入してもらったようですが、開いてみた印象はどうでしたか。

谷口
テキストの項目がネット上に上がっていましたから、作業管理から工程管理、品質管理、生産性向上、安全管理、環境管理と、工場の管理者がやるべきことがひと通り網羅されていることは事前に分かっていました。
実際に購入してみると、図表が多くて分かりやすく、これなら工場の仕事をひと通り頭に入れることができると感じました。

これぐらいコンパクトにまとまっているテキストはいろいろ検索してみましたが、やはりありませんでした。
市販の本に工場経営のことを書いたものがありましたが、これほど広範囲ではなく、話も古かったです。
最近、工場についてしっかりとまとめた本はあまり見かけません。

勝田
IoTとかは多いですよね。

谷口
そうですね。
そっちの新しい方にみんなが流れてしまい、ベーシックなものが見当たらないのです。
だから「CPFの教科書を見て、これはいい」と感じました。

あと、後ろの方の第2部に研修や訓練のことを書いています。
これを読んで、工場の管理者がやらなければならない全体像を網羅していると思い、このテキストで学んで受験しようと決めました。

つづく 5/14

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