テーブルマーク様インタビュー①
『製造部門の次世代管理職育成、技術・技能伝承の課題』と『CPFとの出会い』とは?

CPF(第一線監督者マネジメント資格)ホルダーのテーブルマーク株式会社 製造部の児玉様、新内様に事務局の吉田、勝田がインタビューをいたしました。(以下敬称略、お役職はインタビュー当時)

■CPFを知ったきっかけは?

--本日は、CPF(第一線監督者マネジメント資格)について
  テーブルマーク株式会社の児玉様、新内様にお話を伺います。
  まず初めに、新内様の現在のお役職と業務内容ついて教えてください。

新内
製造部業務管理チームの主任として全国にある生産拠点の労務管理、労働安全、人材育成を担い、職場環境の改善に努めています。
製造部での間接業務、コーポレート系の業務を担当しています。本社に着任する前は、製造現場での経験もございます。

--実際に製造の現場に赴くことや、現場の方とコミュニケーションする機会は頻繁にありますか?

新内
基本的にはメールや電話でのコミュニケーションとなりますが、タイミングが合えば実際に工場に出向くこともあります。以前は製造部全体、個人レベルを合わせると1~2ヵ月に1回以上は行っていたと思います。

しかし今はコロナの影響でなかなか行けない状況にあります。

児玉
本社サイドの製造部門として、労働安全や、品質安全、歩留まり改善など目的に応じて担当人材を配置しており、現在、新内は労働安全の担当者として何かあればすぐに工場へかけつける体制を整えています。

--児玉様の現在のお役職と業務内容について教えてください。

児玉
製造部業務管理チームのチームリーダーとして製造部長のもと課長職を務めています。
業務管理チームのミッションとして、一つに工場の遵法操業があります。
労働基準法や労働安全衛生法に基づいた労働安全の確保、環境関連、下請法の順守といった分野を担っています。
そしてもう一つのミッションとして、複数の工場を持つ製造本部全体としての部門人材育成や、職場環境改善の企画立案に携わっています。

この企画立案を行ううえでCPFを手段として活用し、現在推進しているところです。

--ありがとうございます。児玉様が発起人となってCPFを社内で展開されたということですね。
  それでは、CPFを知ったきっかけについて教えてください。

児玉
人材育成や職場環境改善を会社の課題として捉えた場合、階層教育などの全社的な教育は本社の人事総務部門が一括して担っています。

しかし、あくまでも製造部門に特化した次期・次世代管理職の育成や、製造技術・技能の伝承といった課題に向き合う場合、そこに客観的かつ具体的な尺度が必要でした。

製造現場では、少なからず「俺の背中を見て育て」的な文化がある中で、何かしら共通の“ものさし”が必要だったのです。

そこで当時の上司と話し合い、インターネットなど色々と調べた結果CPFを知りました。

製造現場での課長職やマネジメント職はどうあるべきかを具体的に示す“ものさし”としてCPFを見つけました

--業務の標準化に活用できそうだと感じられたのですね。

児玉
複数の工場拠点がある中で、「マネジメント職の要件」として共通の一つの“ものさし”になり得るイメージを持ちました。

--従前は、社内の今おっしゃっておられていたような“ものさし”等がなく、
  各拠点で独自のOJTなどによって人材育成を行っていたのでしょうか?

児玉
そうですね。ISO9000から始まり、今はISO22000を推進していますが、人材育成もその中に含まれています。

以前は、各拠点独自で行っている活動に横串を入れる形でした。そこにCPFを導入したことで人材育成の水平展開が図れました。

つづく 1/4

 

第一線監督者マネジメントガイド 詳しくはこちら
CPE 生産技術者マネジメント資格 CPP 購買・調達資格公式サイト ものづくりポータルサイト ものづくりのためのJMAオンラインセミナー JMA GENBA Management Conference & Award 第一線監督者の集い GOOD FACTORY賞 受賞記念講演会 JMI生産・開発マネジメントコース ものづくり総合大会 生産革新プロフェッショナルコース ものづくり人材育成ソリューション JMA海外体験型研修プログラムJ-EXCEED
ページトップへ戻る