2026年4月10日
山洋電気株式会社では、社員のスキルアップを積極的に支援。人材教育を推進しています。CPF資格も毎年、多数の方が受験。2025年度は7名のCPF資格者が生まれています。長野県の富士山工場にて、3名のCPF資格取得者と有井次長、関課長に「CPF資格を推奨している理由」「取得して実務に活かしていること」を伺いました。
山洋電気
上田事業所 富士山工場 エレクトロニクスカンパニー 生産部
次長 有井 達也 様
山洋電気テクノサービス
生産第一部 部品加工第二課 第一係
係長 金澤 晋太郎 様(写真右)
山洋電気
エレクトロニクスカンパニー 生産部 生産管理 二課一係
竹本 航 様(写真中央)
山洋電気テクノサービス
生産第三部 第一課 第二係
綿貫 元気 様(写真左)
山洋電気テクノサービス
生産第二部 第一課 課長
関 清志 様(事務局)
※以降敬称略、所属・役職はインタビュー当時
御社のことを教えていただけますか?
有井
山洋電気株式会社は、冷却ファン、UPS、サーボシステムなどを開発・製造・販売するメーカーです。
長野県上田市周辺に製造拠点を構え、「すべての人々の幸せをめざす」という理念のもと、ものづくりに取り組んでいます。
CPF資格の取得を推奨している理由は?
有井
弊社では社員教育に力を入れており、CPF資格についても10年以上前から取得を推奨しています。
多くの社員が資格取得に挑戦し、合格しています。
関
社内には、社員への教育を推進する「教育委員会」があり、私もそのメンバーです。
この委員会では、独自の教育プログラムを計画・実施し、また、公的資格の取得支援をおこなっています。CPF資格はその推奨資格の一つです。
有井
日々の業務では、一人ひとりが目標を持って取り組むことが大切だと考えています。
目標は自分で考えて設定するため人それぞれですが、資格取得もその一つです。
これからの製造現場を担う皆さんには、資格取得を通じてスキルアップしてほしいと考えています。
関
CPF資格の魅力は、製造現場の監督者に必要な業務を幅広くカバーしているところです。多くの公的資格は、例えば、「品質」というように専門部分に特化していることが多いのですが、CPF資格は違います。監督者に必要となる幅広い分野全てを学ぶことができます。
監督者が現場を仕切っていくには、ピンポイントの能力だけでは対応できません。「安全」「環境」「品質」「管理」等の様々な分野を学べるのが良い点だと考えています。
ですので、CPF資格は「監督者」のための資格という位置付けだと思いますが、弊社では、職位にこだわらず、若手メンバーの取得も積極的に推奨しています。
CPF資格を取得したことで、実務に活かしていることはありますか?
金澤
課題解決のアプローチ方法の引き出しが増えたと思います。
課題を解決するために、仕組みや構造上の問題に意識を向けることができるようになり、今までの自分にはない方法で解決できるようになりました。
部下への説明も以前より上手くなったと思います。
単純に目標を指示するのではなく、モチベーションを持って作業に取り組んでもらうよう、「なぜこの目標に取り組んでいるのか」まで説明するようになりました。
竹本
担当業務以外の知識を学ぶことができて、それは業務に活かしています。
担当外のことを知らないことに自分自身で課題を持っていたので、知識として得られたのは大きかったです。特に「品質管理」の点で学びが多かったです。
CPF資格を学んだことで、問題に対して抜本的な原因究明できるようにもなりました。
例えば、生産の遅れが発生した場合、どうしても、そのリカバリーの対応に目がいってしまい、問題の根本的な発生原因を考えることが充分ではありませんでした。
資格取得後は、原因究明をどのようにしておこない、今後の再発防止をどのようにすれば良いかを、体系的に考えることができるようになりました。
綿貫
私は、特に改善の手法を学べたことが大きかったです。
日々の業務に集中していると、改善活動が疎かになってしまうことがあります。「改善したい」と思っていても、具体的にどのようにすれば良いかと考える余裕がないこともあるからです。
CPF資格を学んだことで、どのように考えて、改善に取り組めば良いのか、その思考方法を学ぶことができるようになりました。
竹本さんもお話されましたが、「なぜ起きたのか」を掘り下げて、根本的に問題を解決していくことが大事だと気づきました。
資格取得に向けて、どのように学習をされましたか?
金澤 公式ガイドの「第一線監督者マネジメントガイド」を読み込んで、学習しました。また、「試験対策セミナー」にも参加しました。
関 弊社では、「試験対策セミナー」の参加を積極的に呼びかけています。
竹本 私も「試験対策セミナー」に参加しました。要点をしっかりと教えてくれるので、重要な部分をわかりやすく学ぶことができました。並行して、「ガイド」を何度も読み、勉強しました。
綿貫 私も、「試験対策セミナー」に参加したのですが、非常に勉強になりました。わからない部分を質問することができるので、そのおかげで理解が非常に進みました。
どんな方にCPF資格の取得をおすすめしますか?
金澤 製造現場のリーダーを務めている方におすすめです。監督者は、自分の仕事の進め方に対して「本当にこの方法が正しいのか?」と不安に思うこともあるかと思います。そういう時に、理論を学んでいれば、部下に説明することができます。
竹本 私も、金澤さんと近い考えです。「リーダーになりたい」と考えている方には、CPF資格を学ぶことはとても良いことだと思います。自分が業務で体験したこと以外の知識を学びたい方にもおすすめです。
綿貫 この試験を受けることで、学べることがたくさんあります。現場のリーダーさんが、CPF資格を学ぶことができれば、部下や同僚に対して、改善や安全面を含めて、指導ができるようになると思います。